プラレール - 大トンネル(青)
単品でしか手に入らない幻のプラレールです。青タグのものは、未発掘で鮮明な画像がようやくネット上に戻ってきたものです。このトンネルの金型は後にちかてつのえきに使われることになります。付属品は、トンネル2面、ふくせんレール用幅出し、シールのはりかた、台紙です。
初A代目の大トンネル(グレー)は1973年製造ですが、初B代目の大トンネル(青)は正確にはいつ製造されたかは不明です。グレーのものはまだ1978年版カタログに掲載されていたが、青のものは1979年版カタログに掲載された。
俺のやつはG-26付番なので、この個体は1977年03月~1978年02月頃に製造されたことになり、カタログの情報と食い違っています。年令マークはタグに印刷されています。
台紙から、ふくせんはしげたの上にトンネルを組み立てることができます。この隠れたギミックをよく知らない人が多いように感じます。トンネルは地下のトンネルという感じなので、高架にすると違和感があります。
ちなみに、台紙はG-21付番特定製品群の台紙と同型のものです。この用語になじみのない方は、以下の記事をご参照ください。現在、5つの単品のうち、G-21以外の付番があるのはこの1つだけです。
付属のシールのはりかたは、赤と黒の2色刷りで、印刷コストを抑えることができます。一般に、トンネルの縁に密着してシールを貼ると、経年変化でシールの状態が悪くなる。
3つのパーツをくっつけたとき、実はジョイント部はかなり緩い。そのため、過去のオークションの中古品には、3つのパーツを固定するためのセロハンテープが貼られていることがほとんどです。
これは人によってはデメリットにもなりますが、プラハイウエイのレールにトンネルを組み立てることができるので、プラハイウエイ的にはメリットとなります。プラハイウェイのレールのジョイント部がぴったり合っているようで、大喜びです。トミーはプラハイウェイのことを考えながら、大トンネルを設計しているように感じました。全体として、プラハイウェイと一体化した70年代のレイアウトを組み立てるには、貴重な情景部品といえるです。
大トンネルと上海駅を並べるとエモく見えるが、色が対照的で、単線しか実現できない。複線にすると上海駅を後ろにずらす必要があり、大トンネルとの整合性がとれなくなる。
製造期間について:
ST合格番号:M2162008、製造年:1977
トミー工業決算期の付番:G-26、1977年03月~1978年02月に製造された。
製品全般 | 手元の製品 | ||||||
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ST合格番号 | 中1ケタ | 製造可能年 | 時代 | 製造年 | 付番 | 開始期間 | 終了期間 |
M2162008 | 2 | 昭和52、昭和62 | ひかり号マーク時代前期 | 1977 | G-26 | 1977年03月 | 1978年02月 |